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笹幸恵
2021.2.1 18:33配信動画

『軍トリ#54』のご感想をいただきました。

軍トリ#54
「数字と空気と知性 『日米開戦は不可能』とした
総力戦研究所の結論はなぜ黙殺されたのか」の
感想をいただきました!

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軍事トリビア#54拝見しました。 

総力戦研究所という機関があったことをいままで知らず、 
昭和16年8月の模擬内閣シミュレーションで、
日本の敗戦を当時ほぼ予測していたというのが驚きです。 
近衛内閣で発表したが黙殺され聞き入れられず。 
東條陸相が言った 
「日露戦争は勝ったじゃないか」 
時代も戦い方も違う戦争を持ち出す根性論をいいながら、
東條陸相は「きちんとメモを取っていた」 
陸相も実は「その通りだ」と思ってたことと思います。 
(日露戦争と大東亜戦争は戦闘機の存在など戦い方
違うと思うのですが、コロナとインフルは予防策変わらんなと
思ったりします。) 

開戦に向けて若き中尉が弾き出した石油の数字 
無理という表を作る雰囲気ではなかった。 
やるという勢いと、やれるという見通しがないのを数字にすがる。 
目的が「戦争をする」になってしまい、
それを支配しているのが「空気」 
先日おどれらで藤井聡先生がおっしゃってた
「日本は空気治主義」ここは今も昔も変わらずなんだなと。 
そう考えると、本当に近い将来
「なんでコロナあんなに怖がってたの?」
と言い出す輩が出てくるので、 
「あんた怖がってだろうが!煽ってたよ!」と
きちんと押さえとかなくてはと改めて思いました。 

[医療逼迫]と煽るマスコミと「医療の偉い人」 
「うちはそんなでもない」「うちは通常業務です」と
いう現場の声をもっと上げ続けないとと思うのと同時に、
数字を鵜呑みにしないできちんと考えないとと強く感じます。 
一向に病床が埋まらないのに「医療逼迫っておかしいんでない?」と
話してもピンと来てないうちのスタッフ見ても思います。 
昨日のおどれらでも話されていた数字のトリックを
きちんと押さえながら、 
昨年4月頃のの検査件数と、現在の検査件数が違うことから
近い人に伝えていきたいと思います。 

昔は石油を作ろうとしていたというのも知りませんでした。 
日本全国で昭和17年25万㌧取れるところを30万㌧作るってのは
なかなかの量と感じます。 
よろしければこちらの話もお聞かせいただきたいです。 
(このフリップ説明の時笹先生が使ってるボールペン?オシャレですね) 

戦前も戦後も根拠なき「空気」流されやすい日本人。 
この「空気」を「まん延」(昨日すげー笑いました)させるのを終わりにできるよう 
まずは身近な所でコロナ論広めてまいります。 

(ふぇい)

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このコロナ禍で、本当に数字とその推移を真摯に見つめて
考えているのは誰か、どこか。
それと世の中やメディア(とくにモーニングショー)の
乖離が甚だしく、この現象は、まるで総力戦研究所が
黙殺されたのと同じ現象なのではないか・・・?と
思ったことから、今回、総力戦研究所について
ご紹介いたしました。
現代の総力戦研究所は一体どこか???
私たちにはそれを見抜く冷静な視点と、
自分が「見たいものしか見ない」という落とし穴に
はまっていないか、つねに批判的にチェックする姿勢を
持たなければなりません。

ふぇいさん、感想をお寄せくださり、ありがとうございました!

まだご覧になっていない方、「軍トリ」ぜひ見てね。



 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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